第9回福岡県診療放射線技師会学術大会開催にあたり

大会長 中村 泰彦

 

公益社団法人福岡県診療放射線技師会では2015年から毎年、学術大会を開催しております。これまで新型コロナウイルス感染症の影響でなかなか現地参加での学術活動が制限を受けていました。昨年ようやく緊急事態宣言も解除され学会や学術大会が参加型での開催が行われるようになりましたが、なかなか収束の気配が無く、第7波、第8波と感染拡大を繰り返す状況で、医療現場をはじめ、治療や感染防止の最前線でご尽力されている会員のみなさんに対し、心より感謝の意を表したい。

第9回福岡県診療放射線技師会学術大会は令和5年6月24日(土)25日(日)の2日間にわたり、テーマを「あなたの挑戦が未来をひらく ~これからの時代を生き抜く力~」として福岡県、北九州市、公益社団法人日本診療放射線技師会の後援のもと北九州国際会議場(北九州市)にて開催いたします。

今回は現地参加型のみでの開催を計画しております。社会全体としては、いわゆる「ウィズコロナ」へとシフトしていく中で、本会としても感染対策を講じた上で、現地参加型の事業を実施することで、より充実した学術大会へとしたいと考えております。企画内容も一般研究発表に加え、特別講演、シンポジウム、市民公開講座、各種セミナーを開催する予定です。

特別講演では、技師の業務拡大について「今後の診療放射線技師への期待と社会貢献について」と題して、厚生労働省健康局参与/東京医療保健大学教授 小野孝二先生にご講演いただきます。

是非とも多くの方に参加いただき、学術大会で得た知識を臨床の場で活かしていただきたいと思います。
心よりご参加をお待ちしております。

                   令和5年3月吉日